えびすさま
エビス様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 毎年十一月二十日の夕方、北海道へ出稼ぎに行っていたエビス様が金を持って帰ってくるとされた。
- 細部
- 魚津の浜には、エビス様にまつわる言い伝えが残る。エビス様は海を渡って遠くまで出稼ぎに行くとされ、その行き先は北海道だという。そこで働いて得た金を携え、毎年十一月二十日、日が傾きはじめる夕暮れどきにこの地へ帰り着くのだと語られている。一日の仕事を終えて家路につく人の姿を神さまに重ねる感覚がうかがえ、海の恵みをつかさどる神への信仰と出稼ぎという当時の暮らしぶりが結びついた話といえる。
- 広まり方
- 『富山県史 民俗編』1973年所収、漆間元三による第二章「海と信仰」の記述に見える。
- 地域
- 富山県魚津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ