うえのはらのかせぎにでるえびすさま
上野原の稼ぎに出るエビス様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 正月と十一月の年二回、山盛りの供物をささげ、稼ぎに出て戻るエビス様を送り迎えする習わし。
- 細部
- 上野原では正月と十一月の年二回、エビス様に赤飯やアズキメシ、頭のついた魚などを山盛りにして供える習わしがあった。正月のほうは朝エビスと呼ばれ、これから稼ぎに出かけるのだと言って、空の財布やお金そのものを供える家もあったという。この日に掃除をすると金運がつくと信じられ、あえてゴミを掃き出さずにためておく家もあった。十一月二十日は夜エビスと呼ばれ、稼ぎに出ていたエビス様が戻ってくる日とされ、正月を迎える年とりの晩に帰宅するのだとも語られている。
- 広まり方
- 1979年刊行の『井戸の民俗 山梨県北都留郡上野原町棡原』(都留文科大学民俗学研究会)の年中行事の章にまとめられている。
- 地域
- 山梨県上野原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ