こすげのあさえびすのおそなえ
小菅の朝エビスのお供え
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 一月二十日の朝は朝エビスと呼ばれ、稼ぎに出かけるエビス様のためにお供え物をする習わしがあった。
- 細部
- 小菅村では一月二十日の朝を朝エビスと呼び、この日にはエビス様のためにお供え物をする習わしがあった。エビス様はこの日を境に稼ぎへと出かけていくと考えられており、家族はその門出を見送るかのように食べ物などを供えて祝ったのだという。正月に迎えた福の神が、しばらく家にとどまったのちに再び働きに出るという発想は、エビス様を単なる祀られるだけの神ではなく、家計を支えるために日々働く存在として身近にとらえていたことをうかがわせる。日付を定めてお供えをするという簡潔な形ながら、地域の暮らしに根ざした年中行事として続けられてきた。
- 広まり方
- 1971年の『調査報告 山梨県北都留郡小菅村長作 茨城県真壁郡大和村本木茂賀坪』(東京学芸大学民俗学研究会)年中行事の項に記録されている。
- 地域
- 山梨県小菅村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ