さどのかねをもうけてかえるえびす
佐渡の金をもうけて帰る恵比須
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 家の神であるエビスは春に稼ぎに出て、秋の恵比須講の日に金をもうけて帰ってくると信じられているという。
- 細部
- 佐渡には年に二度、エビスにまつわる特別な日がある。ひとつは2月20日、もうひとつは11月20日で、前者はハルエビス、後者はアキエビスと呼ばれている。家の神として祀られているエビスは、春になると稼ぎに出かけ、秋にはひと財産こしらえて帰ってくると考えられていた。出発を早める家では、その前日にあたる19日の夕方に食事をとってから送り出す風習もあったという。エビスが不在の間の家の様子や、無事戻ってくることを願う気持ちが、こうした年中行事に込められている。
- 広まり方
- 1984年の『新潟県史 資料編23 民俗2』所収、森谷周野および谷口貢の記述に基づく。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ