えべすさま
エベス様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 十月二十日をエビスコウと呼び、その日に神が家へ戻ってくるとされた伊那の習俗。
- 細部
- 旧美和村の一帯では、十月二十日をエビスコウの日と定めて祀りを行った。この日に恵比須の神が家へ帰参すると考えられており、暦のうえで神の去来を区切る節目になっていた。神が一年のうち特定の日に不在から戻るという観念は各地に見えるが、ここでは呼び名をエベス様と訛って伝え、日取りをはっきり十月二十日と語り継いでいる点が記録に残された。民俗の移り変わりを追う調査のなかで、村の年中行事の一つとして書き留められたものである。
- 広まり方
- 1971年の『西郊民俗』に載る田中丸勝彦の報告、民俗の変容について(Ⅳ)―長野県上伊那郡旧美和村―による。
- 地域
- 長野県伊那市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ