どうそじんさま
道祖神様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 留守中に悪神が村人を病気にする覚書を書き込むと知った道祖神が、村人にその帳面を焼かせたのがどんど焼きの由来だという。
- 細部
- 道祖神は本来まつられている土地を守るよい神だが、たびたび留守にする隙をついて、奥山に棲む悪い神がやってきては帳面に「今年はいつごろ誰と誰を病気にしてやろう」などと書き残していったという。ある時それに気づいた道祖神は、なぜこんな真似ができるのかと怒り、村人たちに帳面を焼き捨てるよう言いつけた。そこで村人は正月十四日、道祖神の前で炎を高々と焚き上げ、遠く奥山からも見えるようにした。後日その悪神が帳面を見せろと訪ねてきても、前の晩の大きな火で焼いてしまってもう無いと答えたという。この火が、今に伝わるどんど焼きの始まりだとされる。
- 広まり方
- 1962年の『甲斐路』に掲載された、中込松弥「芦安谷の正月行事」という報告に記録されている。
- 地域
- 山梨県南アルプス市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ