どうりくがみのひ
道陸神の火
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 道陸神の火を家へ持ち帰り、その火で炊いた大根汁を食べると無病で過ごせるという。
- 細部
- 道の神をまつる行事で焚かれた火を消さずに家まで運び、その火を用いて大根の汁を煮る。これを食べた者はその年を病まずに過ごせると信じられていた。神前の火をそのまま生活の火へ移し、汁物として体の内へ取り込むことで加護を受けるという考え方である。持ち帰る途中で火を絶やさぬこと自体が行の一部となっており、道祖神信仰と食の習俗が結びついた例といえる。
- 広まり方
- 1983年の『西郊民俗』に載る松崎憲三の論考「山麓農村の空間構成―長野県麻績村宮本を事例として―」に記録がある。
- 地域
- 長野県麻績村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ