はっとりざかのどくろのたたり
服部坂のどくろの祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 掘り出して供養したどくろが夜な夜な位牌堂で踊り歩き、院主を病に追い込んだという。
- 細部
- 江戸の服部坂、別名はとり坂には、しうりん院という禅寺があった。ある日、寺の裏山からいわくのありそうなどくろが掘り出され、位牌堂に置かれて供養された。ところが七日後の夜になると、どくろは他の位牌と一緒になって堂内を踊り歩いた。院主はそのため眠れず、ついには病気になったが、見舞いに訪れた同門の僧がどくろを庭で踏みつぶすと、祟りは消えたという。岡村良通『寓意草』を収める『続日本随筆大成』(1980年)に記録されている。
- 広まり方
- 続日本随筆大成(1980年)所収「寓意草」(岡村良通)による。
- 地域
- 東京都文京区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ