どだいいしのたたり
土台石のたたり
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 学校へ行けなくなった孫を坊さんに見てもらうと祖先が動かした土台石のたたりと言われ、20日間お神酒を供えたところ治ったという話。
- 細部
- ある人の孫が、突然学校へ通うことができなくなってしまった。無理やり連れて行こうとしても、橋の上まで来ると胸が苦しいと言って倒れ込み、家に帰るとけろりと治ってしまうということが続いた。困り果てて太平集落の坊さんに見てもらったところ、田を開いた際に祖先の代が動かしてしまった土台石のたたり、いわゆる本命に当たっているのだと告げられた。方角が悪いということで、しばらくは実家から通わせるようにし、あわせて土台石に二十日間にわたってお神酒を供えて祈願を続けたところ、ようやく症状は治まったという。
- 広まり方
- 1974年の『粕尾の民俗―栃木県上都賀郡粟野町旧粕尾村(下粕尾は除く)―』所収「九 口承文芸」(東洋大学民俗研究会)に記録がある。
- 地域
- 栃木県鹿沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ