どちゅうのかじか
土中の泥魚
国内
未確認生物
- どんな話か
- 沼田市では、農夫喜右衛門が新田を開墾した際、土の中からカジカや鰌が出てきたという不思議が伝わる。
- 細部
- 沼田市に伝わる話。利根郡硯田村の農夫であった喜右衛門が、田畑を切り開こうと土地を掘り返していたところ、地面の下からカジカや鰌といった魚たちが出てきたのだという。水気のない土の中から魚が現れたというこの出来事は、随筆にわざわざ書き留められるほど珍しい出来事として当時の人々の関心を集めたようである。掘り返した土地がもともとどのような場所だったのかは伝わっていないが、乾いた土から生き物が現れるという不思議さが、記録者の目を引いたのだろう。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第二期』に収める栗原信充の『柳庵随筆』に記録されている。
- 地域
- 群馬県沼田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ