どち
どち
国内
未確認生物
- どんな話か
- 殿様の足に噛みついたどちのあごを切り落として以来、この地方のどちには片あごがないという話。
- 細部
- 松洞に住んでいた殿様が、あるとき川のほとりを歩いていると、どちと呼ばれるスッポンに足を噛みつかれてしまったことがあったという。殿様は怒ってそのどちを殺そうとしたものの、思い直して命だけは助けてやることにした。その代わり、二度と同じようなことが起きないようにと、どちのあごを切り取ってしまったのだという。これ以来、この地方に棲むどちにはあごが片方しかないのだと伝えられている。
- 広まり方
- 1972年の『民俗採訪』所収「岐阜県揖斐郡谷汲村」(國學院大學民俗学研究会)に記録がある。
- 地域
- 岐阜県揖斐川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ