しおじりのきょじんがおとしたひのやま
塩尻の巨人が落とした比ノ山
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山を背負って歩いたという巨人で、その足跡と落とした山、葛の繁茂が語り伝えられる。
- 細部
- 宗賀村平出にはこの巨人が踏んだという足跡が残ると伝わる。近くの比ノ山は、巨人が背負っていた藤の蔓が切れて荷が落ちたためにできた山だとされ、地形そのものが巨人の失敗の跡として説明されている。あたり一帯に葛が多いのも、そのとき落とした藤蔓が根づいて芽吹いたからだという。山の成り立ちと植生という、日々目にする景観の二つの特徴を一人の巨人の行動で束ねて語る点に、この種の伝説の型がよく表れている。
- 広まり方
- 1915年刊の『郷土研究』所収、平瀬麦雨の大太法師足跡に記録がある。
- 地域
- 長野県塩尻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ