まつもとのあしあとをうむでぃらぼっちゃ
松本の足跡を生むディラボッチャ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 各地の窪地や池を足跡と語られる巨人で、山の由来までその歩みに帰されている。
- 細部
この巨人が歩いた跡だとされる窪地が、市内のあちこちに残ると伝えられてきた。広さはおよそ百坪、深さは平均して二尺ほどで、湿り気が絶えず池になっている場所も多い。中山と弘法山をまとめて呼ぶ法螺貝山は、ディラボッチャが馬藤を背負って鉢伏山から運ぶ途中、蔓が切れて落としたものだという。そのため巨人は西山へ向かうのをやめ、里山邊村の側へ回って去った。鉢伏山の登り口や松本村の近くにある足跡は雨池と呼ばれる。
城山の北にある足跡はアシノタとも呼ばれ、本郷村三才山の山中にも同じ名の池がある。日照りでも水が涸れないためヌシが棲むと信じられ、村人は水が絶えることを強く恐れた。新村北新の田の中の高まりも、この足跡の名残とも信州三の宮の明神の足跡ともいわれる。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』に載る平瀬麦雨の大太法師足跡に、四件が記録されている。
- 地域
- 長野県松本市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ