でーしさま
デーシサマ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- この神を迎える日は必ず荒れて雪が降り、それは足跡を隠すための慈悲だと語られる。
- 細部
- デーシサマ、あるいはダイシサマと呼ばれる訪れ神の日は、決まって天気が崩れて雪になると言い伝えられてきた。その理由として次の話が語られる。昔この神がある家に宿を借りたが、家は貧しく出すものがない。主人は車屋まで足を運んで米か粉を分けてもらい、どうにか食事を整えた。しかし雪の上には家から車屋までの足跡がくっきり残っており、夜が明ければ人に知られてしまう。神はそれを哀れんで雪を降らせ、跡をすっかり消したのだという。天候の常と、貧しさを隠してくれた神の情けとが一つの話に結ばれている。
- 広まり方
- 1988年刊『長野県史 民俗編 南信地方 仕事と行事』の年中行事の章、訪れる神の項に記録がある。
- 地域
- 長野県箕輪町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ