できもののまじない
出来もののまじない
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 腫れ物ができたとき、根を断たれても伸びる蔓に託して唱える文句があった。
- 細部
- 上直瀬では、皮膚に腫れ物が生じると決まった唱えごとを口にした。大山に生えるさねかずらを引き合いに出し、根が切られてもなお伸び渡っていくと言い立てる内容で、最後に真言のアビラウンケンソワカを添える。強い生命力を持つ蔓草の姿を借りて、患部が滞りなく癒えていくことを願う筋立てである。同地に残る他のまじないと同じく、身近な自然物と真言を組み合わせる形式を取っている。
- 広まり方
- 1960年刊の『あゆみ―ふるさとの民俗―』所収、森正史監修による上直瀬(旧川瀬村)の民俗調査に記録がある。
- 地域
- 愛媛県久万高原町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ