しおじりのきょじんとふじづかのゆらい
塩尻の巨人と藤塚の由来
国内
未確認生物
- どんな話か
- 桔梗が原で道に迷ううちに背負った山を落とし、投げ捨てた藤蔓が塚になったという巨人。
- 細部
- 藤の蔓で山を縛り、背負って運んでいた巨人が塩尻へ差しかかった。桔梗が原まで来て右へ行くか左へ行くか思案しているうちに蔓が切れ、荷の山が落ちてしまう。それが比叡の山だとされる。腹を立てた巨人が切れた蔓を投げつけ、そこにできたのが藤塚、すなわち富士塚で、塚の上には木花咲耶姫が祀られていると伝わる。山も塚も祭祀も一続きの物語として説明されており、巨人伝説が土地の信仰と結びついた形になっている。
- 広まり方
- 1993年刊の『静岡県史 資料編24 民俗2』所収、宮田登による諸国の富士と巨人伝説の項に記録がある。
- 地域
- 長野県塩尻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ