ちののふたやまをおいたきょじん
茅野の二山を置いた巨人
国内
未確認生物
- どんな話か
- 諏訪湖を埋めるため佐久から二つの山を運んできたが、休んでいる間に山が根づいて置き去りにしたという巨人。
- 細部
- 伝えによれば、この巨人は湖を土で塞ぐつもりで、東の佐久の方角から大泉山と小泉山にあたる土塊を担いで峠を越えてきた。ところが途中で腰を下ろして一息ついているうちに、担いできた山の底から根が伸びて地面と繋がってしまい、もはや動かせなくなった。巨人はやむなく荷を捨てて立ち去り、その置き土産が今の二つの小山だという。平地に低い山が並ぶ地形を、巨人の頓挫した工事の跡として説明する型の伝説である。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の口頭伝承の章、デイランボーの伝説の項に記録がある。
- 地域
- 長野県茅野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ