でいらぼっちゃ
デイラボッチャ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山や石の来歴を担う巨人で、その落とした石には祟りがあると恐れられた。
- 細部
- 宮の入りぼうずの入り口にある上下二つのかんぴら石は、この巨人が山を築くときに取り落としたものだと語られる。お手玉にして遊んでいたが飽きて置いていったのだという説もある。石工がこの石に鑿を入れようとしたところ、たちまち高熱の病に倒れたため、祟りを恐れて細工を断念した。また、佐久の芦ノ田から三才山の芦ノ田へ一跳びに渡ったとき、着地で足を土に取られ、大正山の南に手をついて足を抜き、洗馬の芦ノ田へ去ったという。手をついた場所には今も松が育たないとされる。西山と東山を天秤棒で担いできた際、もっこからこぼれた土が中山になり、西へ落ちた分が小倉の室山になったとも伝わる。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承の、たたる石とデーラボッチャの項に四件が載る。
- 地域
- 長野県松本市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ