ちののあさのくきがおれたきょじん
茅野の麻の茎が折れた巨人
国内
未確認生物
- どんな話か
- 麻稈を天秤にして二つの山を担いできた巨人が、棒を折ったせいでその場に山を残したという。
- 細部
- この話では、巨人が担ぎ棒に使ったのが麻の茎、すなわちヲンガラであったとされる。大泉山と小泉山をぶら下げて諏訪の地まで運んできたところで、その細い棒が耐えきれずに折れてしまった。代わりになる棒も見つからず手をこまねいているうちに、下ろした山は根を張って動かなくなり、そのまま今の位置に残ったという。巨大な山を担ぐ道具が麻稈というありふれた農作物である点に、巨人の途方もない大きさを笑いまじりに示す土地の語り口が現れている。
- 広まり方
- 1927年の『民族』所収、長田イサムが報告した信州諏訪の事例に記録がある。
- 地域
- 長野県茅野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ