だれがそでざか
誰が袖坂
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 太山寺近くの坂で転倒すると、着物の袖を切って捨て身代わりにしないと寿命が縮むとされた言い伝え。
- 細部
- 太山寺の仁王門近くにある、苦集滅道と呼ばれる坂にまつわる話である。この坂で転んで倒れてしまうと、着ている物の袖を斬り捨てて身代わりに差し出さなければ、命が短くなってしまうと信じられていた。そのため坂には持ち主の分からない袖がいくつも捨てられており、それを見た人々がいつしかこの坂を誰が袖坂と呼ぶようになったのだという。転倒という日常の出来事に命にかかわる代償を結びつけた、坂の名の由来を語る話である。
- 広まり方
- 1939年の『播磨』所収、浅田芳郎「袖もぎ地蔵の説を読みて」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県神戸市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ