だらし
ダラシ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 旧城下と千々石を結ぶ峠道で旅人に取り憑くとされる怪で、憑かれると手足がしびれ動けなくなるという。
- 細部
- 島原の旧城下から千々石へ抜ける温泉峠の山道では、通りかかった旅人がダラシに取り憑かれて難儀した話が伝わる。四十歳ほどの男がこの山道でダラシに憑かれ、手足がしびれたようになって一歩も進めなくなったことがあったという。出発前に対処法を聞いていたおかげで、持参していた握り飯を口にしたところ、いくらか気分が戻ったと伝えられている。憑き物への対処として食べ物が効くとされた例である。
- 広まり方
- 1920年の『土の鈴』所収、田中田士英「ダラシのついた話其の二」に記録されている。
- 地域
- 長崎県島原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ