だんざぶろうたぬきとかねかし
団三郎狸と金貸し
国内
未確認生物
- どんな話か
- 佐渡に狐がいないのは団三郎狸が追い払ったためとされ、団三郎狸は金山の金を拾い集めて金貸しもしたという。
- 細部
- 佐渡は狸ばかりが暮らす狸の王国であり、狐は一匹もいないのだと語られることがある。その理由として、かつて佐渡に住んでいた団三郎狸が狐たちを島から追い払ったからだという言い伝えが残る。団三郎狸はただ島を守っただけでなく、金山にこぼれた金の粒を拾い集めたり、人が道に落としていった小銭を貯め込んだりして、それを元手に金貸しまで行っていたとされる。動物でありながら島の秩序を守る守護者のようにふるまい、なおかつ経済活動までこなす姿は、団三郎という名で呼ばれるムジナ・狸系の怪異に共通する人間くさい一面を示している。
- 広まり方
- 1981年刊の『民俗文化』所収、田村博「信楽狸の発生と流行6」に記録がある。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ