だんざぶろう
団三郎
国内
未確認生物
- どんな話か
- 佐渡のムジナの大親分団三郎は、病人の世話や金貸しをし、東光寺の禅達など子分を従えていたという。
- 細部
- 佐渡のムジナ社会を束ねる大親分とされるのが団三郎である。病を得た者の面倒を医師のように見てくれたという話や、借りたい金額と返す期限を紙に書いて団三郎の棲む穴の前に置いておくと、必要な額を貸してくれたという話が伝わる。娘を嫁にやる際にはアンドン滝へ土産として白藤を持たせたともいい、佐渡各地のムジナ譚とも結びついている。子分にも恵まれており、大杉明神の寒戸や湖鏡庵の財喜坊、そして東光寺にいた禅達といった顔ぶれを従えていたという。もっとも金貸しの評判はいつまでも続いたわけではなく、借りたまま返済しない者が現れるようになると、団三郎は金を貸すこと自体をやめてしまったと伝わる。
- 広まり方
- 1984年刊の『新潟県史 資料編23 民俗2』所収、山本修巳および浜口嘉寿夫による記録に基づく。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ