だいろくてんだいまおう
第六天大魔王
国内
未確認生物
- どんな話か
- 東夷の巨魁である第六天大魔王が天足別命を火で殺そうとしたが、鹿が笹の葉で火を消し助けたという話。
- 細部
- この地にはかつて、第六天大魔王、またの名を悪路王と呼ばれる東夷の巨魁がいたという。天足別命がこの地へ下ってきたとき、その勢いに押された魔王は、いったん降伏したふりをして命をおびき出し、大川の中州にある稚児沼へと誘い込んだ。そして四方から火を放ち、命を焼き殺そうとしたのである。ところがそこへどこからともなく鹿の大群が現れ、笹の葉をくわえては大川へ浸しに行き、それを幾度も火元へ運んでは消し止めるということを繰り返し、ついに天足別命を救い出したという。この出来事にちなみ、大同2年、天足別命を祀る鹿島御子神社が建てられたと伝えられている。
- 広まり方
- 1949年の『民間伝承』所収、田村馨「鹿島御子神社の「ヒビセ」祭」に記録がある。
- 地域
- 福島県南相馬市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ