やまくらさまのじゅうじのさけ
山倉様の十字の鮭
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 祭日の大雨の後、額に十字の模様を持つ鮭が浅瀬に上がり、これを供物にして病除けの護符が配られるという。
- 細部
- 山倉様として知られる山倉の第六天では、例年3月初の卯日を祭日とする。その前に大雨が降ると、額に十字の模様がある鮭が浅瀬に上がってくるといい、これを捕らえて第一の供物とする。式が終わるとその魚は黒焼きにされ、「山倉大神御鮭」の判を押して信者に配られ、風邪などに効くとされた。悪疫が流行したときはご神体を借りて家々を回ると病が退散すると言い伝えられている。
- 広まり方
- 『郷土研究』1915年掲載の「下総小見川の話」(吉原春園)に記録された祭祀。
- 地域
- 千葉県香取市
- 年代
- 大正
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ