はなまきのおうごんのだいこくとえびす
花巻の黄金の大黒と恵比寿
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 紙漉き船の中から見つかった小さな黄金の大黒様と恵比寿様を祀ったところ、家が大いに繁盛したという話。
- 細部
- 明治のころ、小菅家で紙漉きに使う船の中から5ミリほどの黄金色の大黒様と恵比寿様の像が見つかった。さらに土蔵を建てるために木を切っていると、直径1センチほどの金の玉も出てきたという。そこで土蔵の大黒柱にお堂を建てて二体を祀り、11月1日を祝いの日と定めたところ、家はたいへん繁盛した。3年続けてこの日にお参りした者には像を開帳してもらえるしきたりだったが、ある人が「3年通ったのに見せてもらえなかった」と不満を漏らしたため、田植えの時期にもかかわらず特別に開帳したところ、その人はにわかに体が痛みだし、病院で調べると肋骨にひびが入っていたという。
- 広まり方
- 1993年の『常民』岩手県和賀郡東和町の調査報告書(中央大学民俗研究会)に記録がある。
- 地域
- 岩手県花巻市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ