あがまちのだいこくさまのふたまただいこん
阿賀町の大黒様の二股大根
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 十二月九日の大黒様の嫁取りに二股大根を供えるのは、唐天竺から渡った大黒様が女性から大根をもらった故事に由来するという。
- 細部
- 阿賀町では十二月九日を大黒様の嫁取り、大黒様の祝言、オカタ迎え、大黒様の年取り、大黒様の年夜などさまざまな呼び名で呼び、この日には二股大根と豆を供える家が多いという。その由来にはいくつかの語り方があり、唐天竺から日本へ渡ってきた大黒様が道中で胸を痛めてしまい、大根を洗っていた女性に頼んで一本もらったところ、女性は主人に叱られることを気にして、気を利かせて二股大根の片方だけを渡したのだという話が伝わる。ほかにも、腹をすかせた大黒様が大根を洗う女性から二股大根の片方をもらったという簡略な話も語られている。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編22 民俗1』(1982年)所収、大竹信雄の記録による。
- 地域
- 新潟県阿賀町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ