だいじゃのたたり
大蛇のたたり
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 東秩父村の沼に主として棲んでいた大蛇を、朝日根の猟師が撃ち殺したところ、沼はほどなく崩れて消えてしまった。この祟りで、猟師の家に生まれた男の子の脇にコケラができるようになったという。
- 細部
- 東秩父村のある沼には、古くから主として大蛇が棲んでいると言い伝えられていた。ある時、朝日根に住む猟師がこの大蛇を見つけ、鉄砲で撃ち殺してしまった。すると間もなく、大蛇が棲んでいたはずのその沼は自然に崩れはじめ、やがて跡形もなく消えてしまったという。人々はこれを、殺された大蛇の祟りにちがいないと考えた。そしてその祟りのためか、この猟師の家に生まれた男の子の脇には、コケラができるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1984年刊行の『白石の民俗』(東京学芸大学民俗学研究会)の「口承文芸 伝説」の章に収録された話。
- 地域
- 埼玉県東秩父村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ