ぜにかけまつのだいじゃ
銭掛松の大蛇
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 伊勢への道を偽って教えた茶屋の主人が、旅人の供えた賽銭の縄が大蛇に変じて狂い死にしたという。
- 細部
- 伊勢への道を尋ねた旅人に、茶屋の主人は「まだまだ遠い」と嘘をついた。旅人は嘆きながら賽銭を縄に結び、松の枝に掛けて神宮を遥拝し、その場を去った。主人が賽銭を横取りしようと縄に手を触れると、縄は大蛇に変わり、主人は狂い死にした。人々はその松を「銭掛松」と呼んで祀り、他人を欺いて利益を得ようとする悪心への戒めにした。津市高野尾町の話は、佐堂光子の『河藝郡の伝説』(『民間伝承』1940年)に記録されている。
- 広まり方
- 『河藝郡の伝説』(佐堂光子、1940年『民間伝承』収録)に記されている。
- 地域
- 三重県津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ