だいじゃ
大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 横瀬町の山中での話で、仕事中に大蛇と出くわした人が道具でその首と胴を切り離したが、数日後に現場を訪れると蛇の痕跡はどこにも残っていなかったという。
- 細部
- 秩父郡横瀬町での話である。ある人が山仕事をしていると、あたりでザワザワと音がして、胴回りが三寸ほどしかない大蛇が姿を現した。とっさに持っていた草刈り釜でその首を切り落とし、さらに胴体も四つほどに切り分けたという。ところが二日ほど経ってから様子を見に行ってみると、切り分けたはずの大蛇の死骸は影も形もなく、跡形もなく消えていたと伝えられている。山中で大蛇を退治したにもかかわらず、その亡骸が忽然と消えてしまうという不思議な話として、横瀬町に語り継がれてきたものである。
- 広まり方
- 小林次郎が秩父民俗誌(1972年)に発表した「秩父市近辺のヤマメとイワナ」の中で、横瀬町での体験談として紹介している。
- 地域
- 埼玉県横瀬町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ