まつとみまごうただいじゃ
松と見紛えた大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 谷間で水を飲もうとした炭焼きの主人が松の木と思って足をかけたのは大蛇で、その後病死し杉の朽木から死骸が見つかった。
- 細部
- 六、七十年ほど前のことという。山中で炭焼きを営む一家があった。ある日、谷間で水を飲もうとした主人が、そこに生えていると思った松の木に足をかけたところ、それは実は大蛇であった。驚いた村人たちが総出でその蛇を探したが、姿を見つけることはできなかった。それから二、三日のうちに主人は病に倒れて亡くなってしまう。後になって、杉の朽木の中から蛇の死骸が発見され、村人たちは墓を立てて丁重に供養したと伝えられている。
- 広まり方
- 1933年の『旅と伝説』所収、新里宝三「蛇の話(栃木県)」に記録がある。
- 地域
- 栃木県矢板市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ