だいじゃ
大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 月琴作りの男が尺八に絡みついた大蛇を殺して以来体調を崩し死んだ話と、神社の御堂に大蛇が巻きついていた目撃談。
- 細部
- 明治の初め頃、月琴作りを生業とし、日頃から蛇の皮を材料として剥いでいた男がいた。ある夜、月光の下で尺八を吹き鳴らしていたところ、1匹の大蛇が木から降りてきて尺八にぴたりと絡みついてきたため、男はその場で殺してしまった。ところがそれ以来、体調が優れず、悶々とした末に亡くなってしまったという。また別の話では、ある夜に神社の前を通りかかると、大蛇が御堂に7巻き半も巻きつき、10間ほど離れた鳥居にまで頭を乗せていたのを目にしたと伝えられている。
- 広まり方
- いずれも1933年の『旅と伝説』所収、新里宝三「蛇の話(栃木県)」に記録されている。
- 地域
- 栃木県宇都宮市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ