とおののたきのはしにすむだいじゃ
遠野の滝の橋に棲む大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 長者に見限られた妻が大蛇に姿を変え、滝の橋を渡る人々を苦しめたという遠野の伝承。
- 細部
- 長者の家に仕える笛の名手・松若にひそかに恋をした妻は、振り向いてもらえなかった腹いせに彼をいじめ抜いた。やがてその仕打ちが長者の耳に入り、妻は屋敷を追われる。行き場を失った妻は川へ身を投げ、大きな蛇へと姿を変えて滝の橋のたもとに棲みついたという。後日長者が後添えを迎えようとした際にはこの橋を渡らねばならず、妙見菩薩の使いを名乗る童子が現れて守護を約束したことで、ようやく渡り切ることができたと伝わる。
- 広まり方
- 2001年刊『青森県史 民俗編』第三部の奥浄瑠璃諸本「八葉山天台寺桂清水本地」に載る話に基づく。
- 地域
- 岩手県遠野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ