しおうりぶちのだいじゃ
塩売り淵の大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 淵のほとりで眠る行商人を呑もうとした大蛇を、荷の剣がひとりでに抜けて退けたという話。
- 細部
- 塩を売り歩く行商人が、淵のそばで昼寝をしていた。すると水中から大蛇が這い出し、眠っている男を丸呑みにしようと迫る。そのとき、担いできた塩籠に入れてあった剣がひとりでに鞘走り、大蛇を打ち払って追い返した。この出来事から、その淵は塩売り淵と呼ばれるようになったと伝えられている。行商の民俗を記した文脈で採録されており、道を行く者が身につけた刃物が守りとして働くという発想が読み取れる。
- 広まり方
- 1983年刊の『愛媛県史』第三章第二節、森正史による行商の民俗の記述に基づく。
- 地域
- 愛媛県砥部町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ