きべひめのだいじゃ
木部姫の大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 木部氏の妻が伊香保の沼に入って大蛇となり、本来は蛇身であったと明かして夫のもとへは戻らなかった。
- 細部
- 木部という殿様の妻は、ある日伊香保の沼に身を投じて大蛇の姿になってしまった。木部氏が沼まで会いに行くと、妻は自分がもともと蛇の身であり、人の姿に化けて木部氏の妻となっていたのだと明かし、もはや共に帰ることはできないと告げたという。仕えていた侍女もまた沼に入り、カニに姿を変えたと伝えられる。木部氏は妻を弔うために金子の宮を建て、それを沼に沈めた。今でも夏の夕立の後などには、その姿が水中に見えることがあるという。また木部氏が創建した善導寺では、4月8日になると沼へ供物を流す行事が続けられている。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編27 民俗3』の伝説(群馬の伝説の代表例)の項(井田安雄)に記録がある。
- 地域
- 群馬県高崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ