すわこのだいじゃ
諏訪湖の大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 蒙古襲来の日に諏訪湖から現れ、波を割り雲を呼んで西へ向かったと語られる大蛇。
- 細部
- 弘安四年七月七日、蒙古の軍勢が押し寄せたその折に、諏訪湖の鼓吹と呼ばれる場所から大蛇が姿を現したという。大蛇は湖の波を左右に押し分けて進み、あたりに雲を巻き起こしながら西の空へと向かって去った。異国の軍を退けたのは諏訪の神の加勢によるものだとする理解が背景にあり、大蛇はその神威が目に見える形をとったものとして語られている。諏訪の神が蛇体と結びつけられる信仰と、国難に神々が動いたとする中世以来の言説とが、この一話のなかで重なっている。
- 広まり方
- 1983年刊『続日本随筆大成別巻』所収、玉田永教『年中故事』に記録がある。
- 地域
- 長野県諏訪市
- 年代
- 鎌倉時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ