だいじゃ
大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大蛇が棲むという湿地では異臭とともに大鯉や太い青竹が目撃され、道で大蛇に出くわし念仏を唱えて立往生した話や、七郷村から三輪村の横穴へ移り住んだという記録も残るという、大蛇にまつわる複数の伝承。
- 細部
- 大蛇が棲んでいるといわれる湿地を通りかかると、異様な臭気とともに大きな鯉や太い青竹の姿がたびたび目撃されることがあった。これらはいずれも、その大蛇が化けた姿であろうと人々の間では語られている。また、車を曳いて道を歩いていた人が大蛇に道を横切られ、念仏を唱えながらその場に立ちすくんでいたところ、通りかかった人の姿を見て蛇は山へと上がっていったという出来事もあった。その後もこの蛇を見かけた人が何人かいたが、たいていの場合は2日ほど寝込んでしまったのだという。さらに古い記録によれば、かつて七郷村のちゃちゃあ淵に棲んでいた大蛇が、三輪村を流れる川にある横穴へと移り住んだといい、その経緯を記した記録が現在もある家に伝わっているという。
- 広まり方
- 1933年および1937年の雑誌『設楽』に掲載された佐々木嘉一「囲炉裡端雑記」、山本隆「蛇に関する実話集」、原田清「北設の蛇の伝承二,三」に記録されている。
- 地域
- 愛知県設楽町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ