おざわやまのだいじゃ
尾沢山の大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大雨で荒れた尾沢川の主が里へ下ろうとしたが、滝の神に三度叱られて引き返したという。
- 細部
- ものすごい大雨が降ったとき、尾沢川は水かさを増して山を崩し谷をえぐった。この山の主である大蛇が怒って暴れ、里の方へ下ってこようとする。これを見た牧野の滝の神が、里の人々に害が及んではならないと大蛇を叱りつけた。三度目にしてようやく大蛇は聞き分け、もと来た方へ帰っていったという。水害という現実の脅威を主の怒りとして語り、それを鎮める神を土地の側に置く構図になっている。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の口頭伝承の章、川の伝説の項に記録がある。
- 地域
- 長野県塩尻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ