だいじゃとかに
大蛇とカニ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 榛東村では、病気平癒を願って榛名山に登った殿様の娘が沼で大蛇となり、供の者は蟹になったと伝わる。
- 細部
- 榛東村に伝わる話。木部様という殿様の娘が病を患い、快復を願って榛名山へ登り、山中の沼に入って祈願したところ、そのまま大蛇の姿になってしまったという。付き従っていた供の者も、もう城へは戻れないと考えて同じ沼に入り、蟹へと姿を変えたと伝わる。この蟹を口にすると榛名の地には二度と行けなくなるとされ、榛名山にゆかりのある人々は5月5日になると、赤飯を詰めた器を榛名湖に流して弔うのだという。病を治すための祈願が思わぬ結末を迎える、榛名にまつわる伝説の一つである。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編27 民俗3』第二編三二「群馬の伝説の代表例」(井田安雄)による。
- 地域
- 群馬県榛東村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ