ふようこのだいじゃ
芙蓉湖の大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 湖の大蛇は毎年十匹の子を産むが、滝の大蟹の子に食われて数が増えないという。
- 細部
- 芙蓉湖には雌雄一対の大蛇が棲み、年ごとに十匹ずつ子をもうけると伝えられる。ところが苗瀧のほうにも雌雄の大蟹がいて、同じく十匹の子を産む。その蟹の子らが湖まで下ってきて蛇の子を残らず食べてしまうため、いくら産んでも大蛇の数は一向に増えないのだという。水を領する二つの怪異が互いに抑え合い、その均衡によって現状が説明されるという構成になっており、蛇と蟹を対立させる伝承の一つとして記録されている。
- 広まり方
- 1920年の『郷土趣味』に載る後藤美心の蛇の伝説に記されている。
- 地域
- 長野県信濃町
- 年代
- 大正
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ