しばたのだいじゃにくでへんじたむすめ
新発田の大蛇肉で変じた娘
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 山人が仕留めた大蛇の肉を娘が誤って食べ、川面に映った己の姿が大蛇に変わり果てて山野を荒らし歩いたという話。
- 細部
- ある山人が大蛇を捕らえて切り分け、その肉を家に持ち帰って保存していた。ところがその肉を娘がひそかに見つけて食べてしまう。喉の渇きを覚えた娘が川の水を飲もうとして水面をのぞき込むと、映った自分の顔かたちはすでに大蛇のものに変わっていた。正体を変えた娘はそのまま山や野を荒らし歩くようになったと語られている。人が禁じられた獣肉を口にしたことで異形へと転じる、食のタブーを核にした伝承である。
- 広まり方
- 1939年の郷土雑誌『高志路』に掲載された小林廣吉「郷土の伝説(四)」に記録されている。
- 地域
- 新潟県新発田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ