だいじゃ
大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 才の谷の最奥に棲むという大蛇の主が、犬を連れた猟師を美しい娘の姿で誘い込み恐怖に陥れたという伝説。
- 細部
- 才の谷という場所には百の谷筋があるとされるが、実際に数えられるのは九十九までで、残る一つの谷には主が棲みついていると語られている。ある猟師が連れていた犬とともにその奥まった谷へ踏み込んだところ、美しい娘の姿がふと目にとまった。あとを追っていくと、姿は消えて岩の上に大蛇がとぐろを巻いており、吠えかかる犬めがけて火を吐きかけ、たちまち一飲みにしてしまった。命からがら逃げ帰った猟師はそれから三日三晩うなされ続け、そのまま息を引き取ったという。
- 広まり方
- 『兵庫民俗』1952年掲載、島田清の論考『「蛇の谷」と「せよもん婆々」』に記録されている話である。
- 地域
- 兵庫県佐用町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ