さんじょうのいけのおろちとうろこのしそん
三条の池の大蛇と鱗の子孫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 池に棲む大蛇が娘や武士と交わり子をなすなど、各地の池にまつわる大蛇の由来を伝える複数の話。
- 細部
- 雨乞が池の大蛇が村の娘のもとへ通い、生まれた子が成長して土地を開いた五十嵐小文治となり、後に五十嵐神社に祀られたという由来譚が伝わる。別の話では、村松藩の武士が池に潜って竜宮のような宮殿を見つけ、そこで踊る麗しい姫と出会うが、姿を見られた姫は住みかを去らねばならなくなり、その夜暴風が吹いたのは大蛇の怒りだとされた。この大蛇はのちに堺家の若殿の妻となり、その子孫は代々脇の下に三枚の鱗を持つという。ほかにも、尼池のアマが人の姿となり小池・雄池とともに親子で三つの池に分かれて暮らしたとする類話がある。
- 広まり方
- 『民族』1928年掲載の池沼淵井等の伝説比較、『旅と伝説』1929年掲載の難波麗泉「嵐渓紀行」、『高志路』1948年掲載の大瀧勝人「傳説の大蛇は鐵を恐れる」の三本に記録がある。
- 地域
- 新潟県三条市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ