おおずのみられてうらむだいじゃ
大洲の見られて恨む大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 人目を避けて籠り続けた蛇が大蛇へ変わるとされ、その修行を見てしまった者は障りを受けるという。
- 細部
- 河辺の山では、入山した者が蛇にサワられる、つまり障りを受けることがあると語られてきた。理由として説かれるのは蛇の側の事情である。長い年月を人に姿を見られずに山中で過ごせば、蛇はやがて大蛇へ変じることができる。ところが途中で人に見つかってしまうと、その積み重ねが無駄になる。だからこそ見た者を恨み、災いを与えるのだという。姿を見るという何気ない行為そのものが罪になる、独特の理屈をもつ言い伝えである。
- 広まり方
- 1986年の『民俗採訪』に収められた国学院大学民俗学研究会による愛媛県喜多郡河辺村の調査報告に記録がある。
- 地域
- 愛媛県大洲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ