おおいたのいっしゅうきにもどるだいじゃ
大分の一周忌に戻る大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 淵に身を投げた速水姫が一周忌の夜に姿を見せたが、覗き見た家人の前で正体は大蛇であったという。
- 細部
- 手塩にかけて育てられた速水姫という娘が、年頃を迎えたある日、沈蛇の瀧へ身を投げて忽然と姿を消してしまった。家族はその日を命日と定め、一年後の同じ夜に通夜を営んだところ、姫は生前とまったく変わらない様子で家に戻ってきた。ただし眠っている間は決して声をかけず、起こしてもならないと姫から固く言い含められていた。ところが家の者がその約束を守れずこっそり寝所をのぞいてしまうと、そこには一匹の大蛇がとぐろを巻いていた。驚いた家人が大声を上げて騒ぐと、蛇はそのまま消え失せてしまったという。
- 広まり方
- 1928年の『旅と伝説』に掲載された高木秋風「北九州の旅と伝説」に記録がある。
- 地域
- 大分県大分市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ