ねばむらのなべをかぶるだいじゃ
根羽村の鍋をかぶる大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 松の木の穴に棲み、草を刈れば祟るとされ、道で遭った者は鍋をかぶって身を守った。
- 細部
- 村には大きな松があり、その根方の穴に蛇が棲んでいたという。穴は今では見当たらないが、周囲に一画だけ草を刈らずに残す場所があり、そこへ鎌を入れれば祟りがあると言い伝えられてきた。目撃談も残る。道の真ん中に太い倒木のようなものが横たわっていると思えば大蛇で、見た者は急いで帰り鍋をかぶって寝たという。大蛇は毒を吐くので鉄の器を身に着けねばならないとされたのである。さらに、大蛇に呑まれながら刀で腹を裂いて脱け出た男の話もあり、助かったものの全身の毛が残らず抜け落ちたと語られる。
- 広まり方
- 1984年の『伊那』に載る浅井舎人の報告、根羽の伝説を扱ったへびの伝説に三つの話として並んでいる。
- 地域
- 長野県根羽村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ