むらかみしのおんなにばけただいじゃ
村上市の女に化けた大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 池の主である大蛇が女に化けて百日祈願し、人間の男と結ばれて子を宿すが、出産の際に正体を見られ去っていく話。
- 細部
- 村上市に伝わるこの大蛇は、ある池の主として棲んでいたとされる。思いどおりの棲み処に作り替えようとしたが、仏の法力によってそれを阻まれてしまう。あきらめきれない大蛇は、寺のご開帳の時期に人間の女性の姿となり、百日にわたって祈願を続けたものの、願いはかなわなかった。そこで大日如来がこの大蛇を人間の世界へ引き上げ、ある男と夫婦の縁を結ばせる。ふたりの間に子が生まれる段になって、大蛇はついに本来の姿を見られてしまい、そのまま人の世界を去っていったという。
- 広まり方
- 1992年の『高志路』掲載、佐藤和彦「三枚の鱗」に記録されている。
- 地域
- 新潟県村上市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ