みのぶちょうのおたえとだいじゃのあらし
身延町のお妙と大蛇の嵐
国内
未確認生物
- どんな話か
- 屏風岩近くの刈り場で稀な美男に出会った娘お妙が消息を絶ち、捜索中に嵐が起こって晴れ着だけが松に残された。
- 細部
- 身延町を流れる富士川には、屏風岩という景勝の岩がある。近くの宮木の里には、お妙という娘がいた。あるときお妙が屏風岩に近い刈り場へ出かけたところ、世にも珍しいほどの美男と出会ったという。ところが半日たっても帰ってこないため、家の者は村人の力を借りて捜索に出たが、にわかに黒雲が広がり、雨と風を伴ってたちまち嵐となってしまった。村人たちが避難する中、嵐に巻き上げられたお妙の晴れ着だけが、一本の老松に掛かって見つかったという。屏風岩の切り立った崖のそばには、大蛇が通うとされる道があったと伝えられている。
- 広まり方
- 1961年刊『甲斐路』掲載、竹川義德「甲州の伝説3 富士川」に記録がある。
- 地域
- 山梨県身延町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ