だいじゃ
大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 弘法大師を襲った白い大蛇の伝説と、赤城山の沼で蛇体となった娘の伝説が、大沢寺と赤堀家にそれぞれ結びつけて語られている。
- 細部
- 一つは弘法大師空海が第二の高野山を求めて袈裟丸山を歩いていた際、尾根づたいのさいの河原で白い大蛇に襲われ、経文を唱えて退けたという話である。大師はその後夢で川中に仏像があることを知り、村人とともに探し出して祀った。この由縁から、大蛇と戦ったという庚申様のある寺は山号を竜宝山と称する。もう一つは、赤堀の道元という長者の娘が十六歳で赤城山へ行き、小沼に入って蛇の姿になったという話で、お供の者も家に帰れないとして沼の蟹になったという。娘の命日には赤堀家が重箱の赤飯と酒を小沼に供えており、重箱は一度沈んでから空になって浮かび上がると伝わる。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編27 民俗3』所収、井田安雄がまとめた群馬の伝説の代表例に記録がある。
- 地域
- 群馬県みどり市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ