まつだのみくるべやまのだいじゃ
松田の三廻部山の大蛇
国内
未確認生物
- どんな話か
- 三廻部山の大蛇は目にすれば命がないとされ、薪採りに入った百姓が飲まれたと語られた。
- 細部
- 三廻部山には大蛇が潜んでおり、その姿を見た者は死ぬと言い伝えられていた。あるとき薪を取りに山へ入った百姓が戻らず、三日を経てのら着とわらぞうりだけが見つかった。あたりには大きなものが這った跡も残っていたため、人々はあの大蛇に飲み込まれたのだろうと語り合ったという。姿を見ることそのものを禁忌とし、山で人が消えた事実をその存在に結びつけて説明する、山の主をめぐる伝承の典型である。
- 広まり方
- 1981年の『常民文化研究』所収、稲葉鈴子「相模の民話⑬」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県松田町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ